むだい

漫画映画音楽アニメアイドル 日常生活の感想

p.m.

入院のおかげで規則正しいですが板についてしまった。いい事だと思う。

二の腕がブツブツだったのに入院したら治った。嬉しい。今年は半袖たくさん着よう。

 

■2020.5.26

寝る前に点滴明後日までと言われて笑った。まだ抜けねえのかこの針が。ってなったんだけど。

やはり明後日までと言われてすぐ眠れる訳もなく眠剤を飲んで頑張って就寝。今思うと、ベッドが硬いのと落ち着かなかったから眠れなかったのだと思う。家に帰ったら眠剤無しでぐんぐん眠れているので。

 

朝起きて診察のとき、明日に点滴してそのまま退院って言われた。こんなあっけなく決まるんだ、退院。

退院って言われて嬉しかったけど推し医に会えなくなるの辛いな。

「目の見え方どうですか?変わらない?」って聞かれて変わらないので「あんまりかわらないですね、明日退院って聞いたんですけど」と言ったら「そうですね、明日退院です」って言われて会話が終わった。ここで終わるんだ、会話。

その後、女の人に目に麻酔入れられてレンズみたいなの乗せられて、右眼を診られた。

これすごいやばかったんですよ。(語彙力)

麻酔してるから痛くないんだけど、圧迫感というか。コンタクトみたいなのって言われたけどそれより硬いレンズみたいなの押し付けられてる感覚。というか女の人が容赦なくて。痛くないけど痛くて、グリグリされてる感じで、ストレス半端なくて。顎と額、器具につけなきゃいけないのにめちゃくちゃ浮いてた。

しんどいなと思ったら推し医に代わってくれたんだけど。超上手かった。全然痛くないし優しいし。

終わったあとまだ麻酔もあるしレンズの滑りよくするためにゼリーみたいなの載せられてたから診られた後も気持ち悪くって「これ、なんか今入ってます?」って推し医に聞いたら「レンズの滑りよくするためにゼリーみたいなののせてたんで……。いま、ゼリーが乗ってます。爆笑」って言われて。いや、なにわろてんねん。

ティッシュ差し出して「つかいます?」っていわれて、もう大丈夫だったけど追加でティッシュを頂いた。拭いてもあんま変わんねえなと思ってたら顔に出てたみたいで「涙とかでそのうち流れますよ」って言ってくれた。

最後に、「炎症は確実に良くなってるんですけど、前言ってた右目の傷の部分とか、見え方変わらないって言ってた通り、あんまり変わってない状況ですね。でも、原田病治すことが先なので、いまはまだ優先度が低いです。」と言われた。

点滴するしか今は何も出来ないみたい。原田病って完治するまで長いらしい。というか、普通はもっと見えるようになってるはずなんだけど(その上で薬飲んで完治に持っていく)、私は網膜剥離がまた別の要因にも渡っているので、炎症がよくなっていても見え方が変わっていないということらしい。本当なら2日くらい点滴すれば炎症が落ち着いたことで両目結構見えるようになるみたい。左目がそうなっているように。これでも入院時よりは見えるようになってるんだけど。やっぱり見えないと不便だし進歩ないと不安だ。

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新しく入ってきた隣の人のいびきがうるさくて爆音BGMを再開した。

あと、マスクのせいで肌荒れが酷くて、口と鼻の周りに11個くらいニキビが出来たんだけど、出来るだけマスクつけないようにしたら治った。再生力。

 

入院してからずっと描きためていた、無一郎くんの一ページを終わらせた。

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最後はぽけぇ~っとした無一郎くんで。入院した初日、明日には絵がかけるようになりたいなと言っていたけど、本当にかけるようになって、最後まで描き続けられて良かったと思う。一日だけサボったけど、いい充実感だった。

描きながら無一郎くんのメインの回を読み返してたんだけど、普通に泣いてしまった。みんな若いのに……がんばっていてえらいね……。の気持ち。

 

病院食の味が薄くてそろそろ限界で、間食にこれを食べた。

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かなり美味かった。前世が猫。

その後に直ぐにでてきた病院食は、チキンの煮込みで、結構美味しかった。

 

■2020.5.27

退院だ!!!と思って清々しく起床。

点滴外すタイミングと推し医が被って、連絡先渡しそびれてしまって、人生〜!となった。

「(私)さん、診察いいですか〜」呼ばれて、返事しても全然カーテン開けてこないので推し医だ!と思ってポケットに連絡先の紙入れてよしっ!って立ち上がって推し医と対面したところで看護師さん来て

「ちょっと待って、点滴抜いちゃいますから、先生先行ってて!」

漫画か〜??

終わるまで待っててくれようとしてたのに……。

あれだけずっと私を苦しめていた点滴はスルッと抜けたし、推し医の最後の診察はあっという間に終わった。

推し医、分かりづらくたまにボソッと話しかけてくるんだけど(独り言みたいに聞こえる)「左目眩しくなります、こっち眩しいねぇ、ごめんなさいね、12。9から21は正常値だからこっちもう正常値ですよ。」って言ってきて急に何の話??みたいな感じだった。

あと、最初に麻酔目薬されたから「麻酔の目薬します、しみます、しみますよごめんなさい」って言われて「昨日のやつ?」って聞いてみたら聞こえなかったみたいで「ん??え??ん??」って言ってて可愛かった。再度聞いたら「今日は眼圧測るだけだから昨日のはしませんよ。昨日の結構しんどかったですよね……。」って言われた。最後の診察か……と思いながら診察受けてたのであんまりはなしをきいてなかった。

いつもの人に交代して終了。

最後に聞きたい事ありますかって聞かれて「仕事はいつから?」ときいた。普通にすぐしていいみたいだったけど、明日からいいんですか?って聞いたら一応今週まで休んどいたら?みたいなニュアンスで言われたので診断書書いてもらった。

何も聞かなかったけど「右目はこれ見えるようになるんですか?」とか「頭痛再発したりしませんか?」とか今になって質問どんどん出てくる。マジでもっと質問しとけばよかった。

次の月曜日に診察の予定になった。その時に聞こうと思う。

ルートとるのがうまかった看護師さんに見送られて退院。なんだかほんとにサッパリしていてもの寂しい気持ちになった。

限度額申請書がないので月曜に支払いは延期してそのまま帰宅。こわい。

ステロイド剤のせいか、かなり貧血ぎみで、帰るのが大変辛かった。荷物は多いし。斜めがけバッグに大きいトートバッグ、いっぱいに荷物もって、家出少年みたいな格好で通勤電車を帰った。ヘトヘトだった。

北千住でお酒を買った。見たことないお酒がいっぱい出ていた。ストロングゼロは辞めたので、パインアメサワーやほろ酔いなどを買った。

 

家に帰ったら、ずっと病院食を食べていたため、美味しいものを食べると決めていた。

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即リベンジ。#伊野尾レシピ

ハチャメチャ上手くいったし、美味くできたし、天才かと思った。

退院した日だったので、パーティーをしてもらいたかったのだけど、同居人たちは前夜に飲みすぎているらしく個別の夕食だったので、UberEATSで肉を頼んだ。

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おいしくて、おいしくて、涙が出そうだった。

 

やっと日常に帰ってきた。社会復帰できる自信がまるで無い。

この夜は、家のベッドでぐっすり眠った。

 

入院の話は、これで終いです。お付き合いいただきありがとうございました。

最終的に推し医の話ばかりなってしまった。やっぱり芯はオタクなので、ゆるして。